【生き残るための判断力・行動力が大切な命を守る 】

夏休みを前に、スタッフ向けの防災研修をしました。

慶応義塾大学准教授の大木聖子先生のもと、地震のメカニズムや、マグニチュードが大きいほど、強く長く揺れることを学びました。

命を守るときは3つのポーズ
・机の下にもぐって頭を守る「サルのポーズ」
・机がないときは、両手で頭を守る「ダンゴムシのポーズ」
・火事の時は姿勢を低くして、口と鼻をおさえる「アライグマのポーズ」
を、子どもたちに定着させると良いです、とアドバイスがありました。

その後、スタッフ同士で、万が一巨大地震が起きた場合に起こりそうなことや、不安なことを出し合って、心配事の共有、それらの解決策、どうしても残る疑問などを共有しました。

優先順位をつけることも大事、ということも学びました。
地震予知は現段階では困難ですが、積極的に備えていれば、大切な命を守ることは可能です。ナナカラでは、毎月子どもたちが自分の命を自分で守れるよう、防災訓練を実施しています。
子どもたちも夏休みに入って、有明にある防災施設「そなエリア」で、震災後の支援が少ない時間を生き抜く知恵を学ぶ体験をしました。少し怖いと感じた子もいましたが、しっかり備えておけば生き抜くことが出来る、と思った子も多くいました。
ナナカラではこれからも、子どもたちがひとりでいるときでも、自ら考えて自分の命を守る行動ができるよう、スタッフも防災を学び、子どもたちにわかりやすく命を守る指導と体験を提供して参ります。

【大木先生のご紹介】
慶應義塾大学
環境情報学部 准教授
大木 聖子
Satoko OKI
専門は地震学・災害情報・防災教育など。
高校1年生の時に起こった阪神・淡路大震災を機に地震学を志す。
2001年北海道大学理学部地球惑星科学科卒業、2006年東京大学大学院理学系研究科にて博士号を取得後、カリフォルニア大学サンディエゴ校スクリプス海洋学研究所にて日本学術振興会海外特別研究員。
2008年4月より東京大学地震研究所助教、2013年4月より現職。
主な著書に、『超巨大地震に迫る-日本列島で何が起きているのか』(纐纈一起教授との共著,NHK出版新書)、『地球の声に耳をすませて』(くもん出版),『地震防災はじめの一歩』(東京堂出版)など。2012年9月『情熱大陸』,2014年11月『朝日新聞 フロントランナー』ほか。

大木先生の研究室HPはこちらからご覧いただけます。
http://www.bosai.sfc.keio.ac.jp/about